怪我の功名

「あー、工事されてるー」と初っ端からつまづきました。撮影ポイントとして予定していた付近が工事されていました。しかも小さい橋への道がブッちぎられて…
しかしそれがよかったのか、一応車も往来できる橋にも関わらず、車の通行は全くありませんでした。
とりあえず撮影するために迂回して行きました。なぜか堤防沿いを歩いて小さい橋に到達します。脇の細い道を行けば同じように到達できるので、帰りはこちらを使いました。【地図】

動画 メモ
373系
313系3000番台

しばらく川沿いの細い道を行ったところです。【地図】

動画 メモ
373系

吊り橋を発見

川沿いに国道300号が走っていますが、歩道があったりなかったりします。ダンプカーが通る道を慎重に歩きます。(慎重に歩いたところで、向こうから突っ込まれることもありますが…)
波高島から下部温泉へと向かう途中、吊り橋が見えたので迷わず渡っておきました。橋の支柱は古そうなコンクリートのようで、ぜひこの吊り橋と一緒に取れる場所を探しました。
建設中の波高島トンネルの入り口上部に行ってみましたが、電線が邪魔をしているために断念しました。そこでガードレールを乗り越えて、斜面で撮ることにしました。【地図】

動画 メモ
373系。絵を作ってパンニングに失敗。
明るすぎて313系(2000番台?)の前面が白とび。

撮影を終えて

はじめの撮影ポイントだった波高島付近は新しい道が建設され、下は川、上が道、中が鉄道とはっきり分かれた構図が得られました。今回は工事中のために撮影ポイントには車の通行がありませんでしたが、工事が終わってからの交通量が気になります。下部温泉への移動中で見つけた撮影ポイントは、山を背景にして列車は右側から曲がって橋を渡っていく絵が得られます。フィルターを使って光量を抑えるのをすっかり忘れていましたが、空の青と山の緑が映えます。今回は吊り橋を含めた引きの絵を選びましたが、吊り橋を渡ると身延線に近づくことができますので、それはそれで迫力のある絵が望めると思います。

上記の撮影場所とは別に、予定していた撮影場所がありました。実際には撮影ポイントに近くなればなるほど堤防が高くなり、列車の足回りが隠れてしまうことがわかり、ここはパスすることにしました。しかし下部温泉からの列車がカーブを曲がったときぐらいなら堤防は低いため、写真なら撮影場所としてもよかったと思います…というのは言い訳で、実は今回の撮影時期は農作物の収穫を迎える直前でもあり、鳥を追い払うための爆音機が仕掛けられています。数分間隔で鳴るものの、時間を正確に把握しなければ突然も同様で、その度に驚きます。そのためこの場所は避けたというのが本当の理由です。

歩いた距離は10.5kmで、最近では平均的な距離でした。

帰りの電車が踏切の異常で緊急停車しました。5角形の特殊信号発光機がぐるぐる回って点灯しているのを初めて見ました。しかしすぐに安全が確認がとれて運転が再開されました。